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元妻を殺人容疑で逮捕「紀州のドン・ファン」死亡(時事ドットコムニュース)
…うーん、なんとなくこの人だと思っていましたが、やはりそうだったかとどうしても思ってしまいます。
当時の状況からもこの人以外ないんじゃないか、という感じだったのに、逮捕に至るまで3年もかかったんですね。莫大な遺産なども絡む問題ですから、警察も慎重に慎重を重ねて捜査したということでしょうか。
やはり、遺産目当ての結婚だったようだ
この逮捕された元妻の須藤早貴さんと野崎氏の結婚期間はわずか3か月。
残された遺産は約13億円にものぼり、野崎氏はこれを全部田辺市に遺贈する、との遺言書を残していました。
しかし、相続財産には遺留分というものがあり、本来相続人となる元妻の須藤さんはその2分の1を相続する権利があります。つまり、約6億5千万円分の相続が可能なのです。
結婚期間は3か月程度ですから、積もり積もった恨みがとか、結婚生活に嫌気がさしたとかいうよりも、最初から遺産目当てだったと考える方が妥当でしょうね。
人間の業・欲とは恐ろしいもの
しかし、今回の逮捕で元妻須藤さんが野崎氏を殺害したことが判明したら、当然ながら遺産の相続人の資格を奪われます。
加えて、その殺害に使用した覚せい剤を、どこから入手したのかという追及にあうことにもなるでしょう。
元妻の須藤早貴さんが犯人であった場合、莫大な財産に目がくらんで危険な薬物を入手する愚を犯し、さらに殺人という取返しにつかないことにまで手を染めた挙句、結局当初の目的であった相続財産の相続も不可能になるわけですから、全くもって元妻側は不利益しか被らないわけですよ。
まあ、その場合完全に自業自得ですから、擁護の余地はつゆほどもないですが…人間の欲、また因果の流れとは恐ろしいものです。
この先どのようなことが判明していくのか、要注意の事件だと思います。
では、この辺りで。
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