北朝鮮・韓国 朝鮮の歴史

反日種族主義を読んで⑸-慰安婦問題2-

投稿日:2019年12月1日 更新日:

 

では、前回第3部の18.19の見出しを見ていったので、今回は見出し20.を見ていきましょう。

 

第三部 種族主義の牙城、慰安婦

<慰安婦関連の問題点の内容を先に全体として記述します>

【内容】日本軍は朝鮮の女性たちを強制的に連行し、「従軍慰安婦」として性奴隷にし、多大な苦痛と被害を及ぼした。これは日本が起こした戦争犯罪であるから、日本政府はその罪を認め、公式の謝罪と賠償をせよというもの。

これに対して日本政府は何度も謝罪も賠償金(見舞金など名称はその都度違うが)の支払いも行っているが、韓国側は常に「日本政府は罪を認めていない。心から謝罪をせよ」と言って、金銭は受け取りながら十分ではないとして問題の蒸し返しを行っている。1965年の日韓請求権協定、2015年の日韓合意で慰安婦問題は解決されたはずであるが、韓国側は様々な理屈を付けて再度蒸し返した。現在も解決していないことになっている。

 

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20.日本軍慰安婦問題の真実

・1937年日中戦争が勃発すると、日本軍は軍の付属施設として慰安所を設置した。その目的は将兵の性欲を解消し、軍事秘密の漏えいを防ぐためだった。「慰安婦」という言葉は、慰安所が公式に設置されてから生まれたものだった。日本軍慰安婦制は、公娼制が軍事的に動員・編成されたものに過ぎず、民間の遊郭が軍の慰安所に指定されると、そこの娼妓たちの身分が「慰安婦」に変化しただけであった。

<慰安所の実態>

・慰安所の運用形態は、軍が直接運営したものもあったが、ほとんどは民間業者を軍専用の慰安所に指定し、管理する形態だった。慰安所には軍が定めた運営守則があり、将兵たちが慰安所を利用するには部隊長の許可証が必要で、乱暴な行動は禁止、避妊具の支給・装着や性病検査は義務事項となっていた。軍慰安婦たちの労働強度は、一日当り5人程度で、当時の民間慰安婦の2.5人と比べて格段に強まった。しかし、軍の管理が厳しく店主の中間搾取が統制されたため、かなりの高収益な仕事であった。もちろんその高収益性に伴って危険度もかなり大きなものであり、第一線に配置された慰安婦は常に命の危険にさらされていた。李栄薫氏によると、朝鮮人慰安婦の総数はおおむね3600人と推測される。

<慰安婦の強制連行説>

・1983年、吉田清治という人間が「私の戦争犯罪 朝鮮人強制連行」という本を書き、戦中韓国の済州島で自ら200人の女性を拉致し慰安婦にしたと証言し、慰安婦問題が加熱するきっかけを作った。

・しかし、吉田清治が書いた内容は嘘だったと、後に本人も認めている。それに加えて金学順など元慰安婦たちの証言により、慰安婦問題は資料によって証明もされていないのに真実であるかのように扱われる事態になった。

<吉田証言の虚偽を認めた記述>吉田は自著の虚偽を指摘された後も韓国での謝罪行脚や朝日新聞での証言を続けていたが、1995年に「自分の役目は終わった」として著書が自身の創作であったことを認めた。1996年(平成8年)5月2・9日付の週刊新潮インタビューで吉田は以下のように語った。

「まあ、本に真実を書いても何の利益もない。関係者に迷惑をかけてはまずいから、カムフラージュした部分もある。事実を隠し、自分の主張を混ぜて書くなんていうのは、新聞だってやることじゃありませんか。チグハグな部分があってもしようがない。」-週刊新潮1996年5月2/9号

と語り、自らの証言を創作(フィクション)を含むものであることをあらためて発言した

(2014年8月5日の記事で、朝日新聞も吉田証言の虚偽を認めた

・1989年、慰安婦狩りの舞台とされた済州島の済州新聞の取材で、当時生きていた女性が「250余の家しかないこの村で15人も徴用したとすれば大事件であるが、当時はそんな事実はなかった」と証言したことが紹介された

・1991年の金学順らの証言には、矛盾点も多く、信頼性が低い。それに加えて反日種族主義的な観点から、日本軍を悪者とするようにねつ造している部分も見受けられる。例えば、「親などの戸主によって娘が売り渡され、後に日本の軍人たちと慰安所に行った」というところを、最初の「戸主に売り渡され」の部分を意図的に記述せず、「日本の軍人たちと慰安所に行った」という部分だけを強調すれば、「日本軍が朝鮮女性を慰安婦にするために強制連行した」と言う風に見せることが出来る、といった具合だ

また、1944年8月、日本が発布した「女子挺身勤労令」による、戦時期に女子の労働力を産業現場に動員した、というものに対し、挺身隊と慰安婦を混同してまるで日本軍が女性を無理やり戦場に連行して慰安婦にした、という勘違いを起こして韓国民は憤怒した。つまり、慰安婦問題は最初から誤解と無知から爆発したものだった。慰安婦問題を主導したのは「韓国挺身隊問題対策協議会」という団体だったが、名前の通り挺身隊と慰安婦を混同したものとなっている。

強制連行があったかどうかについては、前回の「19.公娼制の成立と文化」であったように、周旋業者たちが戸主に前借金などを示し、就業承諾書を貰って娘たちを連れていく過程であり、甘言に乗せられた場合もあれば、貧困から行くところが無くなって周旋業者についていったというケースもあり、日本の官憲が奴隷狩りのように朝鮮の若い女子をさらって言った等というものではなかった

 

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<とんでもなく誇張された人数>

朝鮮人慰安婦の総数が20万人もいた、というのは完全に根拠のないでたらめな話。

<20万人説の出所>1972年、『現代の眼』4月号に掲載された金一勉の記事内で、慰安婦について「戦争中、朝鮮各地から十六歲〜十九歳の娘ばかりを強制的に集めて『特志看護婦』にするとだまして、戦地へ送り込み、いきなり『軍隊女郎』に仕立てたものである。その数は『推定二十万人』といわれる」と、現在知られている形の20万人説が初めて現れた。金は1976年の著書『天皇の軍隊と朝鮮人慰安婦』でもこれを繰り返した。吉見義明や尹貞玉などがこれを典拠に20万人説を唱えた。したがって、金一勉は現在世界に広まっている朝鮮人慰安婦20万人説の一次ソースである。

(Wikipediaより抜粋)

→しかし、この金一勉の説の根拠となる統計的な資料は存在しないため、個人の推測の域を出ないというのが本当の所。

 

<李栄薫氏の慰安婦の数の計算根拠>

1937年慰安所設置時、慰安婦は兵士150人当たり一人の割合で充当された。そうすると、全日本軍280万人を相手にする慰安婦の数は約18000人になる。

1942年、日本軍が将兵に支給したサックの総数は3210万個、一人の慰安婦が一日5人の兵士と接したとすれば、やはり約18000に近い数値になる。

・日本軍慰安婦の総数は約18000人だとすると、その民族構成は日本人40%、現地人30%、朝鮮人20%、その他10%と推算出来る。この数字から、朝鮮人慰安婦の数は約3600人だったことが分かる

1937年から1945年の間活動した慰安婦の延べ人数は正確には分からないが、どう考えても20万人というのはあり得ないことだけは分かる。

<兵士150人当たり一人の慰安婦充当の根拠(ブログ主調べ)>

この計算の根拠となる資料を探したのですが見つけることが出きず、李栄薫氏は何を持って150人にしたのか突き詰められませんでした。(恐らく他の著作等を読めば分かるのでしょうが)そこで、代わりにその推測が出来るのではないかと思われる資料があったので、それを載せます。

性病予防のため兵一〇〇人につき一名の割合で慰安隊を輸入す。一、四〇〇~一、六〇〇名。治療は博愛病院にて行いその費用は楼主これを負担す。検梅は週二回。(上海第21軍軍医部長報告 金原節三「陸軍省業務日誌摘録」より)

この資料では兵士100人当たりで一人の慰安婦を充当と書かれています。この割合で計算しなおすと、慰安婦総数は約28000人、そのうち朝鮮人慰安婦は約5600人となります。

少し数は増えましたが、やはり約20万人等という数には遥か程遠いですね。

 

<果たして性奴隷だったのか?>

「性奴隷説」を主張した研究者は、「吉見義明」と「宗連玉」。この二人の主張では、慰安婦は監禁された状態で意図しない性交を強要され、店主への借金や前借金と増えていく利子に縛られてお金を稼ぎ貯蓄する機会もなく、事実上奴隷状態であったという。

しかし、実際は、その前借金を償還し、契約期間が満了すれば、日本軍は慰安婦の帰郷を許可していた。つまり、廃業の自由があった

高額の前借金と増えていく利子によって縛られていた説は根拠のない話で、女性たちが一所懸命にお金を稼いで送金し、貯金していたという記録がたくさん残っている。また、軍の付属施設という事で機密漏えいの問題などから、慰安婦たちも厳しく統制されたが、それは戦時中の当然の統制内であって、危険がない状態ならば外出し、買い物をしたり余暇を楽しむことも出来たという記録も残っている

以上の事から、当時の資料や記録を冷静に調べていけば、彼女たちは労務内容がキツい「性労働者」であったと言えるが、決して何の自由も権利も許されていない「性奴隷」等ではなかったと言える。

 

<李栄薫氏がこの見出しで言いたかったこととは>

慰安婦の「強制連行説」、「奴隷労働説」、いずれも運動家や研究者たちの無知と偏見から来たものである。彼らが本当の人道主義者、女性主義者であるならば、韓国軍慰安婦、民間慰安婦、米軍慰安婦に対しても性奴隷だったと主張し、韓国男性、国家、米軍にも責任を問うべきだった

それをせずに、貧困階層女性に強要された長い売春の歴史の中で、1937~1945年の日本軍慰安婦だけを切り離して日本国家の責任のみを追及するのは、正に「反日種族主義」という集団心性による敵対行為であり、彼らのような研究者たちは「乱暴な種族主義者たち」(つまり、嘘でも捏造でも日本を悪者に出来さえすればいいという人間たち)であったと言える。

…長くなったので今回はこの辺で。

 

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