韓国、10億円を予算措置=慰安婦合意、再交渉求めず-「日本は名誉回復努力を」(1/9時事ドットコムニュース)
はい、出ました。新年から。
韓国の「手のひら返し」と「蒸し返し」。
国の首脳同士が「最終的かつ不可逆的な解決」を確認し、合意を結んだにも関わらず、
韓国側は「元慰安婦の意見聴取が不十分だった」とか、「真の問題解決にはならない」等と意味不明なことを並べ立て、日韓合意の再交渉はしないものの、日本側に対して「元慰安婦の名誉・尊厳の回復と心の傷の癒しに向けた継続的努力を期待する」等と述べたそうです。
10億円はもう無いと予測
そして、更に意味不明な行動はここからです。
韓国政府は、日本政府が「和解・癒し財団」に対して拠出した10億円を凍結し、韓国政府がその分を負担するとか。
…あのですね、過去既に当時生存していた元慰安婦46人のうち36人は、一人当たり一億ウォン(約一千万)を受けとって合意を認めているんですよ。現在だって生存している元慰安婦32人のうち24人はその見舞金を受け取ってしまっています。
それなのに、今から10億円を肩代わりする…?
元慰安婦だけでなくその遺族にも多少のお金を渡し、財団の運営費にも使われたので目減りしてますよね?
韓国政府は、合意に賛成して見舞金を受け取った元慰安婦からもお金を徴収して、また新たに韓国政府からお金を渡すのでしょうか?そんな七面倒くさいことしてどうなるんでしょうか?
まだ約6億円ほど残っているはずのお金を凍結し、その扱いについては日本と協議する、とか言っていますが、日本はそのお金、受け取りませんよ。
なぜって、「最終的かつ不可逆的に解決」したのだから、その合意の履行である10億円の返還を受け取るわけないじゃないですか。もう問題はそこには存在しないのだから。それが、「最終的かつ不可逆的」という意味でしょう。
だから、結局韓国側がこういう訳の分からないことを言うのは、その日本が拠出した10億円がもう既に底を尽きたからでしょう。日韓合意が結ばれたのが2015年12月、そして日本が10億円を拠出したのが2016年8月。見舞金を受け取った元慰安婦とその遺族たちへ渡した金額が、約3億6千万。財団の運営費として何がしかのお金を使ったとしても、あと6億円程度は残っているはずですよね。それをこの1年4か月程度で使い果たしたと。平昌五輪関連にでも使ったのでしょうか?
少し前に、この和解・癒し財団の理事達が辞職し、財団の運営が出来なくなる、というニュースがありましたが、要は韓国はまた別の用途に日本の拠出金を用立てし、お金が無くなって報酬がもらえないから理事たちが辞めていったんでしょう。そしてそのタイミングで「日韓合意検証」とやらを行い、わずか2年足らずで外交文書を公開し、「慰安婦問題は解決していない」というこじつけを行いました。更に日本に「元慰安婦の名誉・尊厳の回復と心の傷の癒しに向けた継続的努力を期待する」等と要求して、またお金を引き出そうと画策したのではないでしょうか。
そして、慰安婦問題が解決していないことにするために、「日本の拠出金は韓国が肩代わりした」ということにして、「日本からの残りの拠出金は凍結してある」という形にすることで、またもや横領を隠ぺいしている訳ですね。
これは前提として日本が拠出金の返還を受け取らない、と言う確証があるから出来ることです。これによって、韓国側は日本のお金を利用しながら、日本の世話にはなっていない体を取ることが出来ます。つまり、凍結してあると言っている日本のお金は普通に使われており(元慰安婦関連の事以外にも)、しかしながらそのお金は韓国政府が拠出した、日本のお金は凍結してある、という嘘を付くことで横領を隠ぺいし、様々な関係へのつじつま合わせを行おうと言う腹でしょう。10億円の返還は日本政府は受け取らないでしょうから、韓国側は「日本のお金は凍結してあるが、日本が受け取らないからしょうがない」という言い訳によって、それも日本のせいに出来ます。
日本政府は、韓国への対応だけは中国を手本としたら良いのでは?
韓国の文大統領は、この前の訪中時に中国から徹底的に冷遇されました。
その対応を、日本も韓国に対して行えばいいような気がします。
その点で言えば、平昌五輪への安倍首相の訪韓を見送ったのは、大正解と言えるでしょう。
国として約束を守れない国など、最早国家ではありません。こちらがまともに対応する必要などないでしょう。
※この記事を書いていた時点では、「安倍首相訪韓は見送り」という姿勢でしたが、最終的に安倍首相は平昌五輪に合わせて訪韓しました。ただ、その訪韓には表面的なもの以外に本当の理由があったそうで、自民党の青山繁晴議員によると安倍首相は文大統領に
①米韓合同軍事演習を実施するよう求める
②有事の際に韓国にいる日本国民の安全な避難に協力すること
この二点について釘を刺しに行ったということです。文大統領は①については「日本に指図されるいわれはない」と突っぱねたようですが、②については流石に「協力しないとは言えなかった」そうです。韓国は約束を守らない国なので、慰安婦関係の事などを言っても無駄ですが、安倍首相はあくまで「対北朝鮮」、日米韓の連携と日本国民の安全確保のために訪韓したようです。韓国側におもねるためではありません。青山議員も言っているように、こういう理由であれば訪韓の意義はあったと言えるのではないでしょうか。
日韓基本条約も守っていないからなあ…
そういえば1965年に日本と韓国の間で結ばれた「日韓基本条約」で、「両国間の請求権は完全かつ最終的に解決」されたはずなのに、韓国はあとからグダグダと蒸し返しを行いました。
何か…日韓合意の文言とも似ていますね。「完全かつ最終的」と「最終的かつ不可逆的」。
やはり韓国は約束を守りませんでした。
現世代の人たちにも広く周知されたでしょう。
「嘘つき国家、韓国」と。
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