雑記

ウーマンラッシュアワー村本氏、朝生での発言

投稿日:2018年1月7日 更新日:

芸人ウーマンラッシュアワーの村本氏が、朝まで生テレビに出演し、その発言が物議を醸しています。

問題とされる発言をまとめてみます。

①北朝鮮が核兵器を作るのは、自国を守るためだから仕方ない。

②日本がアメリカに追随するから、北朝鮮に狙われるのだ。

③なぜ中国や北朝鮮が侵略してくるのか意味が分からない。

④尖閣諸島に中国が侵略したら、戦わずに明け渡す。

⑤沖縄を中国が寄こせと言ったら、渡す。元々中国から取ったものだ。

⑥もし侵略されたら、白旗を上げて投降する。侵略者を殺すくらいなら殺される方が良い。

⑦自衛隊の中にも、戦争したくて自衛官になった訳ではない人がいる。そういう人に他国と戦わせるというのはどうかと。戦後70年以上戦争は無かったのに、(憲法9条を)変えなくてもいいのでは?

 

正に、頭がお花畑の見本(故意の演出?)

うーん…ここまでお花畑全開で来られると、私などはもしかして「故意の発言」かと疑ってしまいます。あるいは、村本氏の弟が自衛官だそうで、その弟が実際に戦地に行って人を殺したり、殺されたりする可能性があるから、ここまで反対するのか、またあるいは、日本の国力を削ぎ落したい勢力に洗脳されたのか分かりません。

もしかすると、激しい討論で有名なこの番組で、並居る学者陣と相対した時に、「有名大学出の現場を知らない頭でっかちな連中が偉そうなことを言うな」とか、「芸人だからってなめるんじゃねーぞ」(カギカッコ内は私の推測です。番組中にこういう発言があった訳ではありません)といった村本氏の反骨精神が空回りし、論破されたり無知をあげつらわれる状況になることへの恐れが、一般的に考えて異常でも学者陣と極端に異なる意見を言う姿勢となって表れ、逆に論破され無知をあげつらわれることを呼び込んでしまった、ということのような気もします。

いずれにしても、言っていることの内容がちょっと大丈夫か?というものばかりですね。

討論番組という性質上、ある疑問や推測に対して、結論やその人の考えが見えないまま先に進んでしまったりするので、明確なこういう言葉があったというのは言いにくいですが、以下で内容を見ていきたいと思います。

 

①北朝鮮が核兵器を作るのは、自国を守るためだから仕方ない。

村本氏は番組中、この通りそのままの言葉ではないですが、北朝鮮が核を持つことに対して擁護していました。

「北朝鮮が核を持とうとするのは、他の国々から自国を守るため。他に有効な資源がないから、(核でも持たないと)仕方ない」

これに対して学者陣は、

「北朝鮮は6カ国協議で核放棄を約束し、3~4億ドルともいわれる経済援助を受けておきながら、実際は現在見る通り核開発を推し進めてきた。国際社会はずっと北朝鮮に騙され続けてきたんだ。」

と非難し、

「核開発は金家の独裁体制の下で、国民の困窮を無視して行われており、国民の生活を無視してまで行う道理は存在しない。まずそちらをどうにかするべきだ」

というような内容を答えていました。

また、番組中で金日成が南北朝鮮統一を目論んで、朝鮮戦争を起こしたことに触れられており、金正恩ももしかしたらそれを狙っているのかもしれない、ということで、私自身も以前の記事で書いたように、もしかしたら金正恩は、偉大な祖父を越える偉業を達成したいのではないかと。そのためには米軍や国連の経済制裁が邪魔くさい。ならば、核を持つことで脅しをかけ、他国に口出しさせないようにしてから、ゆっくりと朝鮮統一に向かいたいのではないかと思ったりします。

②日本がアメリカに追随するから、北朝鮮に狙われるのだ。

また、北朝鮮のミサイル危機問題に対し、村本氏は

「北朝鮮が日本を狙うと言うのは、日本がアメリカに追随するから狙われるのだ」

と言っていました。これはアメリカのいう事を聞かなければ、北朝鮮から狙われることはないと言いたいのでしょうね。

これに対して学者陣は、

「そんなことはない。北朝鮮は日本がアメリカのいう事を聞くから、ということだけが理由で狙っている訳ではない」

と反論し、

「北朝鮮にとって、日本の様な自由がある国が側にあることは都合が悪いかもしれないし、経済的にも発展している日本に妬みを持っているかもしれない。様々な理由がある」

とのことでした。

私自身の見解としては、「アメリカの味方をしなければ狙われるわけない」という村本氏の考えは不可解です。恐らくアジア人同士、顔形も似ているし、そう悪く扱われることはないと踏んでいるのでしょうが、人間と言うのは歴史上、宗教の違いが酷い戦争を引き起こしてきたという事もあるわけで、姿かたちが似ていても、北朝鮮の様な価値観の国と、日本の様な国が交わった時、価値観の違いから争いになるという事は十分考えられます。どちらも平和を望んでいるはずだ、と思っても、お互いの考える平和の形が違えば、そこで衝突になるわけで、村本氏の考えは非常に甘いと言わざるを得ないです。

③なぜ中国や北朝鮮が侵略してくるのか意味が分からない。

もし侵略されたら、という仮定に対しての村本氏の答えはこれでした。

これは学者陣の反論を紹介するまでもなく、文字通りお話になりません。

「侵略されたら」という仮定の話に対して、「侵略は100%有り得ない」と決めつけたら、

何の議論にもなりませんよね。

②でも書きましたが、村本氏はもしかしたら、アメリカという西洋の国のいう事なぞ聞かずに、アジア人同士で仲良くすべき、仲良くなれるはずだと思っているのかもしれません。

ただ、こちらが仲良くしたいと思っていても、相手も同じように仲良くしたいかは分かりません。また、お互い仲良くしたいと思っていたとしても、「仲良く」の捉え方がお互いで違う可能性もありますよね。そうしたら仲良くなれません。

村本氏がなぜこのような考えを根底に持つことになったのか、解明されればよかったのですが、そういう部分はありませんでした。で、「もし侵略されたら」ということを学者陣が繰り返して問うた時、村本氏は以下のように答えました。

④尖閣諸島に中国が侵略したら、戦わずに明け渡す。
⑤沖縄を中国が寄こせと言ったら、渡す。元々中国から取ったものだ。
⑥もし侵略されたら、白旗を上げて投降する。侵略者を殺すくらいなら殺される方が良い。

うーん…………………………………………………………………………………

頭が、痛くなります。これ、本気で言っているのでしょうか…?

台本通りに喋っただけですよね?(仮にそうだとしても、もう台本通りに喋っただけでは済まされません。この村本氏の発言を中国メディアが報道しました。学者陣の一人、井上達夫氏の言う『侵略のインセンティブ』を微小ながら中国に与えてしまいました

まあ、恐らく、恐らくですよ。

村本氏は本当に侵略されたら領土を明け渡す気はないと思います。

そうじゃなくて、こちらがそういう「攻めてきたら明け渡すんだという姿勢」でいれば、相手国は「そうかそうか、そういう平和的な国か。じゃあ、攻める必要はないな。放っておこう」となると思っているのじゃないでしょうか。

だから、軍備等整えたら相手国もそれに刺激されて、「攻め込んでやろう」となるから、「自衛隊もいらない、軍備もいらない、相手国の侵略等想定する必要もない、もし侵略されたら投降して殺される」、そこまでの姿勢でいれば、他国が侵略する事はないとたかをくくっているということなんじゃないでしょうか。

こう言えば、中国人も北朝鮮や韓国の人間もロシア人等も、皆日本に対しては平和に接してくれて、不正も犯罪も侵略も戦争も絶対に仕掛けて来ないだろう、と思っているのでしょうね。

それって、他国の人間も日本人と同じような価値観で人格が形成されている、という前提の元でしか成り立たないと思います。先にも書きましたが、平和の形って各国で異なります。例えば、金正恩にとっての平和とは、「日本国民が自国民と同じように金家独裁体制に組み込まれ、金正恩が国民の窮状をほったらかして核開発に莫大なお金をつぎ込んでも、誰も文句を言えず従うしかない」、という状況を指すかもしれません。軍備を持たずに降伏し、このような状況になった時、果たして日本国民は「北朝鮮日本自治区は平和だな~」と心から言えますか?言える訳ないでしょう。

あと、村本氏の「沖縄は元々中国から取った」と言う発言は、完全に間違っていますね。

確かに、昔沖縄にあった琉球王国は明や清から柵封を受けていましたが、その領有権は現代の中国とは全く関係がありません。また、江戸時代に薩摩藩とも従属関係を結び、最終的には日清戦争の日本側の勝利により、日本の領有権が確定しました。中国王朝の従属国であったことはありますが、中国の領土になったことは一度としてありません。村本氏はどこでこういう見解を学んだのでしょうか。

⑦自衛隊の中にも、戦争したくて自衛官になった訳ではない人がいる。そういう人に他国と戦わせるというのはどうかと。戦後70年以上戦争は無かったのに、(憲法9条を)変えなくてもいいのでは?

村本氏は、司会の田原総一郎氏や、学者陣に「自衛隊の人間と話したことがあるか」とか、「自衛隊員のことにまで想像力が及んでいない」と批判します。

そして、上記⑦のような話を始めました。

これもうーん…ですね。

確かに、食いっぱぐれて他に行くところがなく、仕方なく自衛隊に行った人もいるでしょう。日本は専守防衛が旨だから、他国と戦闘をすることはないという確証があるから、自衛官になったという人もいるでしょう。戦争さえなければ身分が保証された国家公務員ですから、利益がないからボーナスなし、なんてこともない訳ですし。今までは他国と戦う事なんてなかったのに、急に国の方針転換に会い、戦う可能性が出てきたと。不幸と言えば、不幸なのかもしれません。

しかしですよ、元々自衛官って何の為にいるんですか。

「日本の平和と安全・独立を守るため」ですよね。

そのために、他国と戦闘する必要があるなら闘う訳ですよね。そのための武器ですよね。

それが嫌だと言うのなら、何のための自衛官なんでしょうか。

今までだってもし他国が戦争を仕掛けてきたら、自衛のために戦っていたわけで、自衛官って、そういう仕事ですよね。もしそれが嫌だと言うのなら、公務員という安定した部分という利益だけ享受しないで、自衛官を辞めたらいいのではないでしょうか。絶対に戦闘行為にならないことを見越して自衛官を選んでいた人は、自衛官の適性がないと思います。仕事は他にもたくさんありますよ。

もちろん、自衛官だからと言って「命を懸けるのが当たり前だろ」等というつもりはありません。誰だって死にたくないですよ。戦争がなければ無いにこしたことはありません。加えて、戦争に行く可能性がない人たちも、「平和を守ってくれる人たちがいるから平和が保たれているんだ」ということを再認識して、自衛官を誇りに思い待遇の見直しを図る、という事も重要になってくると思います。命を懸けて国を守る、というのは大変な事ですから当然と思います。

また、憲法の改正については、「今まで(戦争が)無かったから、このままでいいだろう」というのは、危険な考えですね。今までなかったからこれからもないだろうというのは、ただの希望的観測ですよね。何か客観的な確証があって言っていることではないですよね。それに対して危機的状況については、「北朝鮮が核実験を行ったり、日本の上空を通過してミサイルを飛ばしている」等の具体的な例があります。このような状況の変化に対して対応することは必要不可欠な行動だと思います。それがたまたま「憲法の改正」だというだけで。

どこかの工作員か…?

村本氏の今回の発言は、どうも「日本とアメリカの同盟関係を壊し」、「日本の軍事力を捨てさせることによって、日本が他国を侵略しようとする野蛮な心を持たないようにする」、そして「他国が攻めてきたらすぐに降伏する(抵抗せずにどこかの国に支配される)」という方向に誘導しているように感じました。日本の国益になることは、何一つ言ってませんね。また、自分の身内の事だけを異常に心配し、日本国全体のことを考えられないのは、ちょっとある民族特有の考え方に近い所があって、私としては少し気になりました。日本ではなく、どこかの国の工作員ではないかと疑ってしまうほどです。

まあ、コメントなどを見ていると、村本氏の考えを擁護する人はほとんどいないようですから、大丈夫だとは思いますが。

私見ですが、こういうこと言う人って、実際そういう場面になったら自分の言ってたことと全く違う行動取ったりするからなあ…信用できません。

 

 

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