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今日も動画の紹介の記事なのですが、実はずっと紹介したいと思っていたチャンネルがあります。
それが上記の「貴闘力部屋」です。
もう登録者数も20万人を超え、大分有名どころになっているのではないでしょうか。
チャンネルの内容は、元力士で野球賭博でクビになった貴闘力さんが、八百長をはじめとした諸問題が山積する今の相撲協会の体質改善を図らんがため、相撲協会の闇を暴いていくものとなっています。(中には体の鍛え方などの回もありますが、ほぼ暴露です)
以前記事を書いたときに感じたことが、あながち間違っていなかった
私は全く相撲ファンではなく、相撲観戦にも興味はありません。
なのになぜ、このチャンネルを紹介したいかというと、大分前(2017年12月末頃)に私はこのブログで「貴乃花親方がおかしいとはどうしても思えない」という記事を書いたからです。
その頃は、当時横綱だった日馬富士が貴ノ岩に行った暴行について、貴乃花親方が協会への忖度を全くせずに警察に届け出、捜査が行われるという「貴乃花親方VS相撲協会」の構図となっていました。
私自身はテレビやネットで見聞きしたことを元に記事を書いたのですが、それが私のようなほぼ相撲に興味のない者にもある程度分かってしまうような、分かりやすい腐敗構造をしていたんだなと、貴闘力さんの話を聞くにつれ、思うようになりました。
誰が悪い、彼が悪いというよりも、相撲界というものの中にそういう悪習慣がはびこり、おかしいと思いながらも流される者、やってしまったから仕方がないと諦める者、積極的に星の売買をして生き残ろうとする者等、様々な思惑の中でそれが根強く残っていったのではないでしょうか。
貴闘力チャンネルを見ながら、貴乃花元親方は何を思うのだろうか…
どの回か忘れましたが、貴闘力さんが「貴乃花元親方もこのチャンネルを見ている」というようなことを言った回があったと思います。(違っていたらごめんなさい)
貴乃花元親方は、この暴露話を聞きながら、何を思うのでしょうか?
最初の頃の回では、貴闘力さんや他の元力士の人たちも「貴乃花を担ぎ出して~」というようなことを言うことが少なくなかったのですが、今ではあまり貴乃花の名前を出すことはなくなったように思います。
恐らく、貴乃花元親方は、大元の元凶である相撲協会はもちろんのこと、八百長に手を染め不実の相撲を取る輩ども、利得のみであることないこと騒ぎ立てるマスメディア、何も知らないくせに好き勝手なことを言う世論等、全てにおいて呆れ果てたのではないでしょうか。だから、貴闘力さんが相撲協会を改善しようとする志は応援するけれども、自分はもはや表立って何かをしようとは思わないのではないかと。
はるか昔から連綿と続く悪伝統のくびきは、「平成の大横綱、貴乃花」をもってしても、払拭しがたい強大なものだったということなのでしょう。
しかし、それでも私はやはり、「貴乃花親方がおかしいとはどうしても思えない」です。
もちろん、貴乃花元親方も人間ですから、過大に英雄視する必要はないと思います。
思いますが、自分の部屋の弟子がモンゴル勢によって八百長に引き込まれ、心に影を引きずりながら相撲人生を過ごすよりは、協会に反旗を翻してもその闇を白日の下にさらけ出し、改革を志した結果であれば、たとえ相撲界に居場所がなくなったとしても、本質的には「真に相撲道を貫いた」と言えるのではないでしょうか。
これからの相撲界がどのように変化していくのか、相撲ファンであるないにかかわらず、注目すべきことだと思います。
…今日はこの辺りで。
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