この間、ある知人と話していた時のことです。
私が「最近コンビニの店員に外国人が増えた」ということを言ったら、「えっ?そう」と返されたので、「そうですね、フィリピンの人とか、インド人とか、たぶんタイ人らしい人も」と言うと、「あ~アジア人のことね」と相手は言いました。
「ん?アジア人って、外国人じゃないの?」と私は思いました。そして「いや、なんか外国人見ると声を掛けたくなるんです」と言ったら、相手は「私は西洋人が良い」という様な事を言いました。
「あー出たな…」と思いました。
何が出たかと言うと「欧米人だけ外国人と考える、良くない風潮」とでも言いましょうか、好きか嫌いかは別にして、例えばタイ人やフィリピン人も西洋人と同じ外国人だと私は思います。まあさすがに「中国・韓国・北朝鮮」人は別の意味で「外国人」という感覚ではないですけども。
それはさておき、未だに「白人至上主義」みたいな考えを持っているのかと、少し愕然としました。その人は過去に英語の講師もしていたというので、もう少し広い視野を持っているのかと思っていましたが、もしかして「日本から出たことがなく、外国人とあまり喋ったことのない人」だったのかも知れません。
因みに私はあるアジアの国に行ったことがありますが、そこでは公共の場で使われている言語(例えば駅名とか注意書きとか)は、そこの国の母国語が第一で、次に英語が使われていました。日本人もたくさんいると言われている国ですが、日本語はほとんど通じないでしょうね。
つまり、日本にいると味わえない「外国人である」という感覚は、アジアでも十分に味わえるんです。
そういう人って大体、「えーアジア人って日本人と似てるから(笑)やっぱ行くなら欧米でしょ!」という感覚なんだと思います。行ったことないから分からないんですね。
また、欧米人が格好良くて、日本人は「顔が平たくて目が細い、スタイルが悪い」等と自民族卑下を言いだしたりします。
私は日本人には日本人なりの格好良さがあると思いますし、私の好みには日本人が合っています。
確かに欧米の美男美女は素晴らしいですけど、私の好みかと言ったら「ピンと来ない」ということになります。それに、日本人ってそんなに目が細いですか?顔が平たいと何が悪いんですかね?逆に欧米人の中には彫りが深すぎて、少し暗めの所で写真を撮ると骸骨のように見えたりすることもありますよ。
そこら辺の感覚って、とても大切なような気がします。
今日は本当に雑記という感じで。
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