雑記

アイドル商法の実態を分析

投稿日:2019年2月16日 更新日:

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(元HKT48の指原莉乃さん。本文と関係はありません)

 

…急になんだと思われるようなタイトルですが、実はここ数ヶ月、あるアイドルの応援活動というものを体験してみました。

今、地下アイドルなども含めて物凄い数の女の子が、アイドル的な活動を行っています。

代表的なのが、「SHOWROOM(ショールーム)」と呼ばれるアプリによる、ストリーミング動画の配信活動などで、これはそのアイドルがライブ映像をアプリを通してファンに公開し、ファンの側はアバターとしてログインし、コメントやアイテム投入等でアイドルと交流できるというもの。アイテム投入で配信者のポイントが上がり、イベント等で優勝すれば実際のテレビ出演権や楽曲提供が得られる等、現実での活動にもつながっていく。(ちなみに投げるアイテムには課金制のものもあり、それらはポイントが高い。)

他にもツイッターやブログなどで情報発信を行っており、「現代のアイドルは非常にリアルタイムにファンとの接点がある」というのが特徴としてあります。

 

アイドルの応援には、時間とお金が必要不可欠

…それで、私自身が応援活動を行ってみたことの感想を言うとですね、

結論として、「アイドルの応援には時間とお金が必要不可欠」というものが出てきました。

アイドルの活動には以下のようなものがあります。

・音楽ライブ

・映像配信やSNSでの情報発信

・ファンとの交流会

・それらの活動の資金源となる活動(カフェやリフレクソロジー等)

本気でアイドルを応援する場合、これらの活動に欠かさず参加し、少しでもお金を落とすことが必要になってきます。

しかし、ここで出てくるのは、そのアイドルを応援したいのはそもそも何故なのか、ということなんです。

そのアイドルを応援したいのは、多少の差はあれ、そのアイドルのことが好きだから、気に入っているからでしょう。

そうなると、そこに恋愛感情的なものが発生することになります。

もちろん、アイドルの側はそれが疑似的なものであり、それによって人気を得、自らが潤う源泉になることを知っています。

 

対してファンの側は、最初からそのようにドライに考えて接する人はあまりいないと思われます。

つまり、ファンの側にとっては、疑似恋愛であると何となく分かっていても、そうは思いたくないという心理が働くと思われます。

それでどういうことが起こるかというと、自分が借金をしてまでアイドルの応援にお金を費やし、そのアイドルが辞めて誰かと結婚したりしても、全く後悔はないという、正にカモネギ状態の超都合の良い人が出てきたりします。

確かに、本人が後悔していないなら誰も文句を付ける筋合いはないですが、端から見てその人の行動は「正常なものに見えるかどうか」と言われたら、その人に「そんなことして大丈夫ですか」と言いたくなりますよね。「あなた、完全に利用されていますよ」と。

それから、恋愛感情を基にしているという事は、他のファンよりも自分が気に入られたいとか、他のファンが自分より大切にされているように感じて嫉妬する、等という現象も発生します。

そうすると、必然的にもっと自分をアイドルにアピールしたくて、他のファンよりもお金を使うという行動に出ます。ファンの間で競争が起こり、更にアイドルの側にお金を使ってくれるという、都合のよい状況が出来上がります。要するに、嫉妬の感情すらもビジネスに利用しているという事です。

音楽ライブや交流会でのグッズ販売・チェキ撮影・参加費、ショールーム等配信での課金、活動の資金源となるお店での支払料金等、ありとあらゆるところでお金が取られます。

ところが、恋愛感情というものがその行動の基になっているので、冷静に考えられず訳の分からないものに大金を支払って、しかも「まあいいか」と思ってしまいます。(自身も体験済みです)

このようにファンの心理は感情に基づき、冷静にならないように操作されているので、実際それだけの価値のある物かを考える間もなく、お金を使うことになってしまいます。

これが、アイドルの応援に大金が必要になる構造です。

また、当然ですがアイドル応援活動中は他のことが出来ません。

例えば、配信中は映像を見ながらコメントをしたりアイテム投入を行うので、アイドルのいう事をよく聞いていなければなりませんし、アイドルに気に入られたいという思いがあるので、適当に聞き流して終わらせる、ということも出来なくなっています。

配信時間を決めてやっているアイドルはまだ良いですが、配信15分前にツイッターで連絡が来る、というようなアイドルの場合、いつ配信されるか分からないので気が気じゃなくなります。

そうなるとですね、落ち着いて何か物事に取り組む、ということが出来なくなってくるわけです。

先ほども言ったように、アイドルに気に入られたいという思いが根底にありますから、配信を見逃してアイドルの機嫌を損ねたり、他のファンに一歩先を行かれたというような気になり焦る、等という心理が発生し、常に配信やツイッターのツイートに留意する、という事になっていきます。

こうなると、自分自身の為に行う行動、つまり勉強や何らかのスキルを磨く、他の人間たちとの交流などが、著しく制限されることになるのです。

これらは、情報化社会が発展し、リアルタイムでアイドルと交流が出来るようになったことの、逆に弊害でもあります。

一昔前は、ファンもそのアイドルの出るテレビ番組の時間や、年に数回のライブに行くぐらいのことを考えればよく、常にアイドル側・制作側からの一方的な発信だけでした。

しかし今のようにSNSや配信でファンの側も意見を言えるようになると、常にそこに対して意識したり考えることが必要になるので、テレビ・ラジオのように見聞き流したり、ライブのようにただ騒ぐだけということは出来ません。

よって、アイドルがファンの側の都合を全く考えることなく、愛の名のもとに好きな時にツイートや配信をされては、ファンの側のプライベートなまとまった時間を取ることが難しくなるのです。

これらのことから、アイドルの応援には、大金だけでなく多くの時間というものも費やすことが必須になってくるのです。

 

最も考えなければならない事

ここまででアイドルの応援には、時間とお金という非常に重要な資源を消費することを見てきました。

…そしてここで考えなければならないのは、そこまでの自分の大切なものを削ってまで応援することで、自分にとって何が残るのか、ということです。

「アイドルと一緒に成長していく過程が楽しい」とか、「思い出が残る」とか言う意見もあるようですが、

本当に、それで、いいのですか?

アイドル側は、それが仕事なんですよ。アイドルの側は自身を磨き、お金と人気を得、それを足掛かりに更に大きな利益を享受できる可能性もあります。

対してファンの側は、時間とお金を取られ、自身には何も身に付けることが出来ないまま、ただ「楽しければいいじゃない。夢を見られていいじゃない」で終わっていきます。

全てが、消費で終わっていきます。

本当に、それで、いいのですか?

少なくとも私は、それでいいと思えませんでした。

 

宗教の洗脳に近いかも…

アイドルのファンというのは、怪しい宗教の信者に似たものがあると思います。

違いは、怪しい宗教は信仰を利用して洗脳しますが、アイドルは恋愛感情とそれによって巻き起こる種々の感情を利用して洗脳することです。

同じなのは、どちらも相手の言っていることがおかしいと思えず、大金と時間を取られてしまう商法だというところです。

『「会いに行けるアイドル」ビジネスを作った秋元康の功罪』という本だか記事だかがあったと思いますが、私も体験してみて、「アイドルというのは、遠くにいる方がいいのじゃないか」と思いました。アイドル自身の身の安全という面でも、不特定多数の人間と接触する機会が増えれば、それだけ危険も増すでしょう。

何事もほどほどに、そして相手に利用されるのでなく、こちらが少し利用できるくらいの立ち位置が理想のような気がします。

…今日は以上で。

 

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